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フィギュアリペイント方法

 

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陰影について   ギャラリー   リンク

この項目ではフィギュアのリペイントについて写真とともに説明していきたいと思います。

 

 

今回はこちらのプライズ品『HG BUNNYフィギュア アスカ 』をリペイントしていこうと思います。

例にもれず、造形は素晴らしいのに塗装はヘロヘロな状態です。

リペイントしやすくするために各パーツごとに分けていきます。

パーツは強力な接着剤で接着されているのでそれを剥がしていきましょう。

まずは、使わなくなったナベにお湯を沸かします。

沸騰したら火を止めてアスカを入浴させてください。

しばらくすると熱で柔らかくなってくるので、厚手のゴム手袋をした手で接着面をゆっくりと剥がしていきます。

そうすると簡単に分解していくことが出来ちゃいます。

この時、くれぐれもヤケドには注意してください。

分割したパーツをよく乾かしましたら、塗装しやすいように持ち手を付けて乾燥台にセットします。

さあ、いよいよリペイントのスタートです。

まずは塗料の食いつきを良くする為に、プライマーを全体にまんべんなく吹き付けます。

太ももの床に接する部分に文字が印刷されていましたのでこれも消していきましょう。

文字の部分にホワイトをうすく3回ほど吹き付けた状態です。

エアブラシの基本は、

うすく吹き付け→乾かして→うすく吹き付け→乾かして

の繰り返しです。

あせって厚吹きしちゃったりすると失敗して、余計な手間が増えることになりますのであせりは禁物です。

全身の素肌部分に陰影を付けていきます。

陰影は、くぼんだ箇所、衣装との境目、につけていきます。

写真では印刷文字をけしたまわりの平面と曲面の境目にも、体重がかかって赤くなったりするかもなぁ、って想定して陰影を付けています。

今回陰影につかう色は、『クレオス キャラフレッシュ2』にクリアレッド蛍光オレンジ少々を加えたものを使います。

↑あー、保健室にありましたねこんなポスター。

『北斗の拳』や『キン肉マン』といった男性のフィギュアは大抵筋肉でゴツゴツしている為、陰影もつけやすいのですが、女の子のフィギュアの場合は表面がなめらかな造形です。

もちろん見たまんまに陰影をつけてもいいのですが、それだけだと少し物足りない場合も時としてあります。

そういった場合、造形以上にそれっぽさを出す為にフィギュアには存在しない陰影を塗装で表現することもあります。

その時にこの、筋肉ポスター?が役に立ちます。

これを見ればどういった所に凹みができやすいのか容易に思い浮かびます。

まあ、家族にはイヤな目で見られるかもしれませんが・・・

素肌全体に陰影をつけたらその色をシンナーでうすーくしたものを全体に吹き付けます。

これによって陰影部とそうでない箇所との色がなじみます。

陰影を吹いていない箇所を中心に『クレオス キャラフレッシュ2』を吹き付けます。

この時はある程度、陰影部にも塗料がかかるくらいの距離で吹き付けてください。

また陰影をつけすぎて不自然になってしまった、という箇所もこの時に上吹きすることによってうまくゴマカシちゃってください。

最後に太吹きで全体に軽く吹き付けて、色をなじませます。

 

ハイライト部に『クレオス キャラフレッシュ1』を吹いていきます。

仕上げに、ホワイトに蛍光ピンク少々、クリアブルーちょびーっと混ぜたものをハイライト部を中心にフワッと吹き付けてお肌の塗装は完了です。

分かりやすく説明する為に順番が前後してしまいましたが顔の塗装の説明にまいります。

これはプライマーが乾いて、陰影を吹き付ける前の状態です。

瞳に色が乗らないようにマスキングゾルを塗っています。

この時竹ぐしを使うと、簡単に塗ることができちゃいます。

今回は元の状態の瞳を活かして塗装していきますが、たまに瞳の印刷(?)がヘロヘロになっているものがあります。

そういう場合はいさぎよく、瞳も一から塗装していきましょう。

陰影を付けた状態です。

陰影を付ける箇所は

・髪との生え際 

・目の周り

・鼻の横

・鼻の下

・唇の下

・耳の中

・耳の裏

・あごの下

そして輪郭にも軽く陰影を付けていきます。

輪郭に陰影を付けることによって小顔でシャープな印象にすることができます。

顔の塗装を一通り終えて、つや有りクリアーを吹いたところです。

なんでつや有りクリアーを吹くのかといいますと、この後瞳の修正やらアイラインやらを描き込んでいきます。

そのときに失敗しても拭き取ってやり直し出来るようにする為です。

クリアーを吹くときは最低でも3回に分けて吹いてください。

1回目と2回目は着色した塗装面を保護する目的、3回目でつやを出す為です。

これはつや消しの場合でも同じです。

イメージとしては

1回目 シュ (梨地)

2回目 プシュ(まだ梨地です)

3回目 プシュー(これでツヤツヤ♪)

といった感じです。

描きこみにはエナメル塗料を使います。

エナメル塗料はラッカー塗料を侵しませんので、エナメル塗料を拭き取ってもラッカー塗面は残ったままです。

ですが下地のラッカー面が梨地ですとエナメルの色が入り込んでキレイな状態にはなりません。

ですのでツヤ有り状態にしてやり直しのきくようにする訳です。

 

写真では照明の関係で分かりずらいかもしれませんが、顔のハイライトについてワンポイントアドバイス!

おでこと鼻筋をつなぐTゾーンとあご先には、ハイライトを少し明るめに乗せるようにするとキレイな顔色に見せることができます。

一通りの描きこみが終わりました。

書き込んだ箇所は、

・眉毛

・アイライン

・まつ毛(左右1本づつから3本つづに増毛)

・瞳のライン、ハイライトの追加

といったところです。

アイラインは完全な黒を使ってしまうとちょっと強すぎてしまうので、黒とブラウンを混ぜた物を使っています。

眉毛の色は髪の色より一段濃い色にすると浮いた感じにはならないと思います。

見てわかるとうり、はみ出し、ゆがみまくりでヘロヘロです。

でもご安心♪

 

はみ出したラインは竹ぐしの先端をナイフで細く削ったものでコリコリと削っていくと、きれいなラインに修正していくことが出来ます。

もし削りすぎちゃった場合はまた描きなおしてください。

次は髪の塗装に入ります。

プライマーによってテカテカの状態です。

まずは陰影を吹き付けるわけですが今回は濃い目のブラウンを使いました。

陰影に使ったブラウンを薄めたモノを全体に吹き付けます。

肌の塗装の時とおなじで色をなじませる為です。

陰影部以外に明るいブラウンを吹いたところです。

 

さらにハイライトをイエローで吹き終えたところです。

・・・あれ?

なんかイエローがやけに明るすぎる。。。

塗料ボトルを見たら、『ハイライトイエロー』ってへたっぴな字のラベルが張ってある。。。

どうやら以前私が作り置きしておいた、かなり明るめのイエローを吹いてしまったようです。(途中で気づけよ)

このままでは、しらっちゃけてどうにもこうにも不自然なのでやり直しです。

いったんシンナーで塗料を全部落として、プライマーからやり直そうかとも思いました。

でもそれでは芸がないので今回はうまくごまかしながら進めたいと思います。

ってことで全体にクリアーオレンジを吹いたところです。

うん、いい感じになじんでくれました♪

今度はちゃんと確認して、本物のイエローをハイライトに吹き付けました。

さらに、イエローにホワイトと蛍光ピンク少々を加えた色をハイライト部にライン吹きして髪の塗装はいったん完了です。

ふぅ・・・

一時はどうなることかと思った。。。。

そでの白いパーツに、肌を塗装したときの色が乗っているので修正します。

まずはマスキングをしたところです。

 

うすーくホワイトを吹き付けて。

4回ほど吹き付けるとキレイな真っ白になってくれます。

ここのフチにも陰影を吹いておきます。

今回のフィギュアでメインとなるカラーはなのでうすーいピンクを陰影にします。

この後はつや有りの塗装を行ってまいりますので、ここで全体につや消しクリアーを吹き付けてつやを均一にしておきます。

クリアーが乾いたらバニーの耳をペイントするので髪をマスキングしていきます。

湾曲した曲面に貼り付けるので細いテープを作ります。

マスキングテープをゴムマットの上に貼り付け、金属定規とアートナイフで細く直線に切り出します。

定規がプラスチックだったりするとテープをカットする時に一緒に削れてしまうので必ず金属定規を使ってください。(←ダイソーにも売っています。)

細く切り出したテープを張りました。

全体をテープと紙を使ってマスキングしていきます。

私は大面積の場合、テープと併用して紙も使うことが多いです。

印刷していらなくなった紙を使う場合は印刷面を塗装面側にはしないように気を付けてください。

インクが塗装面に移ってしまうことがあります。

 

テープのすき間から塗料が染み込んでいかないように、テープの合わせ目に念入りにマスキングゾルを塗ります。

緑色のがそれです。

ここでいったんつや有クリアーを吹き付けます。

今回クリアーを吹く理由は2つあって、1つは

・万が一テープのすき間から塗料が染み込んでしまった場合、色の付いた塗料よりもクリアーの方がリタッチしやすい為。(もしその場合、すき間はクリアーでふさがれるので他の色は染み込んではこない)

もう一つは、

上塗りをメタリックのつや有に仕上げる為、下地をなるべく平坦にしておきたい為

といった理由でつや有りクリアーを吹き付けておきます。

クリアーが乾いたらゴールドを吹き付けます。

今回は『ガイアカラーのスターブライトゴールド』を使いました。

この色とってもキレイなです♪

メタリックレッドを作る時に下地をシルバーにすることが多いですが、下地をゴールドにすることで塗面の表情が付きやすくなります。

それにやわらかい印象にすることができるのでわたしはゴールドの下地を好んで使うことが多いです。

陰影と同じ感覚でフチや窪んだ箇所に色を乗せていきます。

今回はクリアーレッドです。

陰影を吹いた後、全体に軽く吹き付けます。

 

クリアーレッドが乾いたらつや有りクリアーを吹き付けて艶を整えます。

分かりやすくする為に裏側の写真です。

これは吹き終えた直後です。

クリアーが完全に乾いた状態です。

波打っていた表面が平坦になっているのがわかりますか?

塗装が乾いたらマスキングテープを剥がしていきます。

模型作りでこれが一番楽しい瞬間です♪

剥がすときは塗装面も一緒に剥がれてしまわないようにゆっくり丁寧に剥がします。

細かいテープを剥がした後は、このようにガムテープをクルリと丸めたものにペタペタくっ付けていくと作業がはかどります。

マスキングテープを剥がし終えたら各部を再接着します。

この時は、エポキシ接着剤を使います。

エポキシ接着剤は2種類の接着液を同量づつ出してよーく混ぜ合わせてから使いましょう。

接着剤を付けるときは極力凹パーツ側に付けることが多いです。

凸パーツに付けてしまうと、接着する前に誤って別の箇所に付けてしまうこともありうるからです。

 

あ、写真取り間違えましいた。

これは両方とも凸パーツでした。。。

接着剤を付けて組み上げたら固まるまでテープで仮止めしておきます。

こちらは別のフィギュアですが、

もし、始めのお湯につけてパーツをばらす時、うまく剥がれずに接着面が取れちゃった場合。

このように接合面の両方にピンバイスで穴を開けます。

そこに短くカットした真鍮線を指し込みます。

今回は丁度良いサイズの真鍮線が無かったので真鍮パイプで代用しました。

あまり力の掛からないパーツでしたら真鍮パイプでも十分です。

接着剤を塗って、固まるまでテープで仮止めです。

はい、元のフィギュアに戻ってテープも剥がしてハイ完成~。

でもちょっと物足りないのでお化粧しちゃいましょうか。

お化粧には画材屋さんに売っているパステルを使います。

使いやすいように茶こしで粉にしてから使います。

それを綿棒を使ってほっぺたに、トントントンと乗せていきます。

この時ちょっと強めでもかまいません。

わかりますか?

ほんのりホッペにが乗ってるのが。

もし濃く乗せすぎてしまった場合は、練り消しで取り除いてください。

練り消しをコロコロさせればキレイにとれます。

ハイ、今度こそホンとに完成です。

今回はリペイントのみの説明なので下地の粗はそのままですが、より上の出来を目指すならパテとヤスリを使って下地から手を加えるとより一層完成度が上がりますよ。

エアブラシ塗装のポイントは

・確実なマスキング

・適度な塗料濃度(元の状態の2倍から3倍希釈)

・けっして厚く吹きつけない(つや有り仕上げ等は別)

の3点です。

塗装の際は、必ずマスクを装着して換気に気をつけて行ってください。

健康がなによりも大事ですもんね。

今回はラッカー塗料をメインに使っておりますが人によっては、家族の了承が取れないなどで有機溶剤が使えない方もいるかもしれません。

そういった場合は、アクリル塗料を使うことをおすすめします。

ニオイも少なく筆も水で洗えるので家族に嫌がられることも少ないと思います。

塗装は数さえこなせば誰でもすぐに上達しますので、中古の激安プライズ品を手に入れてドンドン挑戦してみてください。

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